江戸時代前期 根来塗椀 箱付 時代物 古美術 茶碗 ウブ品 入手WWWT002

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商品番号 WWWT002
商 品 名 江戸時代前期 根来塗椀 箱付
サ イ ズ 約口径 : 14.5cm・高さ : 8cm
重 量 約111g
古物商許可 福岡県公安委員会・第901141810025号
説 明 根来塗(ねごろぬり)、漆器の塗装技法の一種。木製器体に黒漆(くろうるし)で下塗りをした上に朱(しゅ)漆塗りで塗り放し(花塗(はなぬり))する漆器、または技法。

長年の使用で上塗りの朱がはげ、下塗りの黒漆が斑文(はんもん)や断文となったのを意図的に表現する塗法も含めるようになった。

また浮彫りを施した彫根来(ほりねごろ)、黒漆を上塗りとした黒根来などがあり、狭義では根来で産した漆器全般をさしている。

名称は和歌山県の根来寺に由来する。本寺は1288年(正応1)の創建だが、1585年(天正13)豊臣(とよとみ)秀吉の兵火によりわずかの堂宇を残して一山が焼失した。したがって、根来寺に関する塗り物については、製作の起源などを語る資料はなく、詳細不明。

しかし、根来の僧が全国に四散し、各地に根来塗の技法を伝えたとされている。室町時代の最盛期(14~15世紀)には高野山(こうやさん)を凌駕(りょうが)するほどの繁栄をみたので、山内で使われた仏器・仏具をはじめ日常生活用器の必要も当然生じ、山内およびその周辺で大量につくられた。これらの朱漆塗器が本来の根来である。

しかし、それを根来または根来塗とよぶ文献は、寛永(かんえい)15年(1638)自序の重頼(しげより)編俳諧(はいかい)作法書『毛吹草(けふきぐさ)』で、「根来椀(ネゴロワン) 折敷(ヲシキ)昔繁昌之時拵タル道具ト云 当時方々ニテ売買之」とあるのがもっとも古い。また明確な遺品としては、足付盥(たらい)(茨城・六地蔵寺)、前机(奈良・長谷(はせ)寺)、個人蔵の足付盥、丸鉢に根来寺の銘のあるものと、和歌山県教育委員会による根来寺坊院跡を発掘して発見された漆器断片を数えるにすぎない。

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カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
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