1998/平成10年3月清水拓司作。
世界でたった一体の特選品・春シリーズ・テディベア
題名・（空と桜と菜の花と）

■(全身に春色をちりばめた作品ついて)
1999年日本テディベア協会発行 テディベア「ボイス」Ｖｏｌ．２９号に掲載されています。
作品は、技巧、世界感、表現方法等がアートと評価『１００年後に残るテディベアを毛皮で作る』
と『ファークラフト』クラフトマン清水のこれまでと作品が紹介されています。

※■ご注意　作品はビンテージ【vintage】品 と成ります。
■取り扱いにご注意くださいませ。クリーニングは不可能です。


■ヴィンテージって何？
「ヴィンテージ」は本来ワインの用語です。原料であるぶどうが収穫され、醸造を経て瓶詰めされる一連の工程を指していたのです。
それが変化して、ぶどうの収穫年が記載されているワインのことをヴィンテージワインと呼ぶようになりました。
一方、異なった収穫年のぶどうが混合されたものは名乗ることはできないため、ヴィンテージワインは由緒正しいものとして一定の価値を認められるようになったわけです。
また、そこから転じて、ヴィンテージは由緒ある年代に作られたもの、古くて価値のある品という意味合いで使われるようになりました。

たとえば、ジーンズやギターなどで古くて価値のあるものをヴィンテージ商品と呼ぶのがそれにあたります。
これもはっきりとした定義があるわけではありませんが、年数にして20年以上古いものを指すのが一般的だそうです。

■主素材　　：ニュージーランド産羊ラムファー使用。
■染色加工　：日本。(株)グリンタ 。
■色　　　　：5色組み合わせ。オリジナル依頼色。
■詰め物　　：木毛詰めです。
■目　　　　：特注グラスアイをベースにレザー巻き仕上げ。
■鼻　　　　：糸、グランパス使用コーティング済み。
■ジョイント: 手作りジョイント5個、フルジョイント手、足、首が可動します。
■サイズ　 ： 足先から頭までの高さ約33cm最大巾約19cm
■主素材の（補足）
ベビーラムはクリンプ状の巻き毛なので染色後、毛伸し加工・ストレートパーマ加工されたものです。


作家の思い
この10～20年で急激にテディベアの愛好者も増え、
大きなうねりと成った。

次々とテディベアに関する美日館やミュージアム、
作って楽しむ方の教室、その材料を販売するお店、
アン ティークの品をはじめ創作される方の作品を
コレクトする方など等が有ります。

テディベアのビジネスは大きな円形となっていいます。
また、テディベアのビジネスが発展するよう各種、広告
搭を立てるなど、盛り上がって来ましたが、経済環境
の悪化に伴いこの所、幾分小波を感じて来ています。

いよいよ、落ち着きを持って見つめられる時期に入
って来たのです。

それだけ成熟して来たのだとも言えます。

この機会に、テディベアの魅了をより多くの方々に知
って頂き奥深さをご確認して頂きましたら幸いでござい
ます。　

５万、あると言われるテディベアスタイル。ご自分で作っ
て楽しむ手芸は、どの様なスタイルでも 楽しくわくわく
しますよね～。
また、感性の発信者の作品にも数多く是非、出会って
ください。

手芸の先にあると言われる、表現アートを見極めて
ください。

例えば、テデイベアスタイルに洋服を着せて擬人化し
ただけでアートだと思い込んいるでいる向き、ござい
ませんでしょうか?
もっともっと様々なスタイルに是非、目を止めて頂け
ましたらと願っています。

ここでのご提案は、５万、あると言われるテディ
ベアスタイルの中の１つ表現スタイルと作品との
出会いです。

誠に専一でございますが、テディベアを多方面から
の視点をもって見て戴き、感性の表現方法の一端を
感じて頂けましたら幸いです。

クラフトマン清水。